2023.02.20お知らせ
~コネクタ付き光コード/ケーブル取扱いについて~
コネクタ付き光ファイバコード・光ファイバケーブル取扱いのお願い
光ファイバ製品のお取り扱い上の注意事項を掲載いたします。
光ファイバケーブル
- ケーブルの構成材料に金属体(鋼線、金属テープ等)が含まれる場合は、帯電する事があるのでご注意下さい
- 製品によっては高出力の光が伝送されている場合がありますので、ご使用の際はコネクタ端面を覗き込まないようご注意下さい
- ケーブル及びコードに急激な曲げ、キンク(局所曲げ)、引張り、捻り、強い締め付け等を加えないで下さい。機械的ストレスにより光ファイバが断線したり、光学特性が劣化する場合があります
- ケーブル内の金属体(鋼線、金属テープ等)で指等を切らぬ様ご注意下さい
- ケーブル端末処理時、光ファイバ心線が目、手、指等に刺さらぬ様ご注意下さい
- ケーブルのテンションメンバ(支持線)を切断する時、丸めて切断すると跳ね返り、危険ですので伸ばしたまま切断して下さい
- ケーブル外被を剥き増しする場合は、引き裂き紐がコードに絡んでいないことを確認してから、ケーブル外被の引き裂きを行ってください
- ドラム等梱包のステップル、釘、棘にご注意下さい
- ドラムの転がりにご注意下さい
- ドラムは横積みしないようにして下さい
1.布設方法
ドラム巻き仕様
① 端末部をドラムより取り出し、ケーブル部に巻いてあるけん引ひもを引張り布設して下さい。
(端末部を持って布設することは絶対にしないで下さい)
② このときドラムを回しながら、ケーブルに大きな力が加わらないようご注意下さい。
束取り品
①束取りのひもを取り外し、端末部を取り出して下さい。
紐をハサミ、ニッパー等で切断する場合は束の外側部分を、ケーブルに傷つけないように切って下さい。
② 端末のケーブル外被部分を持って束の巻き方向に引っ張り布設して下さい。
束の巻き方向と直角に引き出すと捻れが生じますので、その際は束を回転しながら引き出して下さい。
光ファイバコード
コネクタ付き光ファイバコードに強い引張り、曲げ、ねじりなどが加わりますと、光ファイバが折れて断線してしまったり、光学特性が劣化する恐れがありますので以下のような点に十分ご注意下さい。
また、製品によっては高出力の光が伝送されている場合がありますので、ご使用の際はコネクタ端面を覗き込まないようご注意下さい。
「取り扱い」
・コネクタはプラグ本体を持って取り扱って下さい。コネクタ根元のコード部分は持たないで下さい。
〇 プラグ本体を持つ × 根元は持たない
・コードを強く引っ張ったり、ねじったり、急激な曲げを加えたりしないで下さい。断線の原因になることがあります。
× 強く引っ張らない × 多くねじらない × 急激な曲げを加えない
【清掃】
・コネクタを接続する前には必ずつまみを持って端面を清掃して下さい。 端面にごみの付着や汚れがあると接続損失が大きくなることがあります。(詳細はこちらをクリックしてください)
・コネクタ端面を清掃する際は、コネクタ先端のフェルールを軽く押し当てる程度とし、バネが効かなくなる程、強く押込まないようにご注意ください。
※LCコネクタの場合、コネクタ先端のフェルールを強く押込み過ぎるとコネクタ先端のフェルールが戻らなくなる可能性があります。