住友電工オプティフロンティア

ニュース

  • HOME
  • ニュース
  • IP規格(Ingress Protection 防水保護構造および保護等級)

2022.04.01製品・サービス

IP規格(Ingress Protection 防水保護構造および保護等級)

IP規格・防水保護構造及び保護等級
 
IP規格という言葉を聞いたことがありますか?
雨の中でも使えるなど最近ではスマートホンなどでも一つの売り文句にもなっています。
 
IP保護等級とは機器の保護構造について防塵・防水性を等級に分類しあらわしたものです。
日本でも、日本産業規格等に準拠してIP表を規格化しています。
(JIS C 0920-1993 & JEM1030-1983)

 

簡単に言うと何なの??

★どれだけ粉塵や水が入りにくいか?を数値で表したものです。
粉塵や水が電気機器内部に侵入しないように密閉された物を選ばなければなりません。

どんなサイズの粉塵に対応できるか?どういった水の影響に耐えられるかを等級として示した
指針をIP保護等級と呼んでいます。

どのように表示されるの?
IP〇〇 と表示されます。
最初の〇に入る数字が防塵性能を示します。後ろの〇に入る数字が防水等級を示します。

当社の製品で屋外で使用可能な防水コネクタ(IP67)があります。
この場合は下表に照らし合わせると
防塵性能が6:粉塵が内部に侵入しない
防水性能が7:水に浸しても影響がないように保護する(防浸)
という防塵防水性能を有している製品を示すことになります。


防塵性能一別表

IPコード 保護の内容
IP0X 保護無し
IP1X 直径50.0mmの固形物まで内部に侵入しない
IP2X 直径12.5mmの固形物まで内部に侵入しない
IP3X 直径2.5mmの固形物まで内部に侵入しない
IP4X 直径1.0mmの固形物まで内部に侵入しない
IP5X 動作・運転に有害な影響を与える粉塵が内部に侵入しない
IP6X 粉塵が内部に侵入しない

 

防水性能一別表

IPコード 保護の内容
IPX0 保護無し
IPX1 鉛直に落下する水滴に対して保護する(防滴Ⅰ)
IPX2 15度以内で傾斜しても鉛直に落下する水に対して保護する(防滴Ⅱ)
IPX3 鉛直から60度までの散水に対して保護する(防雨)
IPX4 あらゆる方向からの水の飛沫に対して保護する(防沫)
IPX5 あらゆる方向からの噴流に対して保護する(防噴流)
IPX6 あらゆる方向からの暴噴流に対して保護する(耐水)
IPX7 水に浸しても影響がないように保護する(防浸)
IPX8 潜水状態での使用に対して保護する(水中)

当社では色々なご要望に合わせたケーブル製造も行っております。

貴社の困ったを私たちが解決します。皆様の”困った”をお待ちしております。
ご質問、ご相談があれば【 こちら 】をクリックしてください。

お見積もり依頼や詳しいご相談をされたい場合には、お問い合わせフォームをご活用ください。

お問い合わせ

当社Webサイトでは、サービス向上を目的に、クッキーを使用しています。Webサイトの使用を継続すると、本Webサイトよりクッキーを受信し、保存することに同意したものとみなされます。当社の個人情報に関する取り扱いについては、個人情報保護方針をご確認ください。

ページトップへ戻る